講師:今井雅宏

今井雅宏 無料コラム

2021.4.10 更新

*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。

前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。

出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


2021.4.10 更新

桜花賞データ分析

編;いよいよ今週からクラシックですね。桜花賞は得意の牝馬限定3歳戦ですし楽しみにしてますよ~。その前に回顧ですが、大阪杯はレイパパレの逃げ切りでしたね。

今;また上位4番人気まで休み明けと、ほぼ休み明けの初GⅠという、鮮度の高い馬で独占されてたから、やりにくいレースだったよね。しかも少頭数だし。終わってみるとタフなレースだとディープインパクトなら鮮度の高い牝馬の方が上だったという結末だった。パドックの感じからもレイパパレは硬いタイプで、かなりの道悪巧者というのもあったけど。コントレイルはパドックの状態が相当良かっただけに、タフなレースの2000mでGⅠ好走後のディープインパクト牡馬だと、きついのかなという感じだった。グランアレグリアとサリオスはかなり太かったよ。短縮で次のレースという感じの作り方でがっかりした。パドックと馬場を見て4番手だったグランアレグリアは消えたと思ったんで安心したけど、サリオスまで消えちゃったね・・・。サリオスはインの悪いところにずっと閉じ込められての2000mだったぶん、最後は体力切れだった。あの馬場で終始荒れたインに囲まれて閉じ込められると、他のどの馬でも今回のメンバーだと駄目だったよ。極端な道悪の場合は、イン差しは潰される馬場か、あるいはそこだけ伸びる馬場か、二つに一つのギャンブルだからね。阪神は雨が降るのが予想より遅いのに、降り始めたら激しくって前週の馬場以上に悪化した、なかなか難しい天気だった。お陰で土曜の早い時間のレースで道悪巧者の8番人気の本命が4着止まりだったし、6番人気で単勝10倍の本命が勝ったレースも、勝ったのは良かったけど相手が狂ったしで、微調整が難しかったね。中山も前週は内しか伸びなかったのに、いきなり外差しだから、馬場は見ないと分からないよね。あの土曜の馬場を見て、勝負レースに山吹賞を選んだんだけど。

編;あれは1~3着まで順番通りで、馬単2050円1点目、3連単5200円も1点目的中でしたもんね。

今;先週の馬場だといくら良い馬でも、休み明けの追い込み馬では活性化が弱くて間に合わないから狙いにくいけど、土曜の外差しが利く馬場なら間違いないだろう。外枠のシャイニングライトも先週の馬場だと外なんで対抗にはしにくいけど、土曜の外差し馬場なら選びやすいしね。人気のテンバガーは一本調子の硬い馬で、かなり特殊なバイアスにならないと勝ちきれないタイプだよ。今回は連続重賞好走のストレスもあったしね。前週の馬場のままならインピッタリで早め先頭ならあるいは勝てるかもだけど、土曜の馬場のままなら2~4着だろうから、やりやすかった。

編;ところで、いよいよ来週に「ウマゲノム版種牡馬辞典」、発売ですね。新しいデータ共々、楽しみにしてます!

今;4ヶ月くらい掛かったからね~。頭の中のイメージで書くだけなら、筆が早いからあっという間に書けるけど(笑)、データを見て一から分析して書いてるんで、どうしても時間が掛かるよ。データを出して指数を作るのも、かなり時間が掛かる作業だしね。Mの公式ホームページの方に、それに併せてコラムも書いてるんで、金曜には更新する予定だから見ておいてね。あと、今回の辞典は古馬の主要何頭かは細かい複合タイプも付録に載せてるんだけど、明け3歳馬は時間的に間に合わなかったのとスペースもなかったんで、代表馬を来週にも10頭くらい、細かいタイプ分析を特別にホームページの方に載せておこうと思うよ。あと見やすいように、noteにも転載しておこうかと思ってるよ。

編;なるほど、いろいろ楽しみですね。それでは、桜花賞のデータ分析にいきましょうか。昨年はエルフィンS1着のデアリングタクトが勝ちましたが、このステップは登録ないですね。2着はチューリップ賞3着後の1番人気ソダシが勝ちました。

今;重賞になってからのチューリップ賞3~5着馬は、36頭中13頭が3着以内だよ。数が多いから前走の位置取りで分けると、前走3角5番手以内は、15頭中7頭が3着以内だ。来た7頭中5頭が2走前に阪神JF。チューリップ賞は単調な競馬になりやすいから、先行馬だと相手強化で嫌気が差すリスクが高い。だからそれまでにタフな競馬を戦った経験がある方が有利ということだね。これに該当して消えた1番人気もいるから安心も出来ないけど。ちなみにその消えた馬は3走前が新馬だった。2走前がGⅠ以外だと9頭中2頭が3着以内と率が落ちるよ。ただ来た2頭は11番人気以降の超人気薄なんで、穴ではむしろ怖い。その2頭のうち1頭は3走前にGⅠで4着、もう1頭は2走前にOP特別1着。やっぱりある程度タフな競馬を経験している方がベターだ。あと前走のレースとは関係なく、今回3角3番手以内になった馬なら、5頭中4頭が来ている。相手強化でも怯まず前に行ける、頑強な先行力がある馬にも注意したい。前走差していた馬だと、21頭中6頭が3着以内だ。

編;あ、今回は先行していた馬だけの登録ですから、次にいきましょうか。3着は登録の無いチューリップ賞凡走馬なので、前年ですね。

(続く)


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