今井雅宏 無料コラム

2024.3.2 更新

*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。

前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。

出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


2024.3.2 更新

弥生賞データ分析

編;今週は昨年3番人気タスティエーラ本命でズバッと馬単当てた弥生賞とか、3重賞ありますよ。

今;それはしっかり当てとかないとだね。先週が雨で酷い目に遭ったからリベンジしないと。両競馬場とも雨で内が荒れての外差し競馬で予想したら、全く正反対だったから。

編;内伸びでしたよね。

今;「内と前」以外は用なしで、外々回ったらその時点で物理的に終了の馬場だったね。あれだけ降ると外差しか、前と内かのどっちかに極端に偏るんで、一か八かどっちかに設定して勝負しないと駄目だから、逆になってはお手上げだった。

編;阪急杯は9番人気のサンライズロナウドも上位評価に入ってましたね。

今;荒れた差し馬場の場合だとL系の内枠は走るから、仮に内差し競馬なら有利だよね。内荒れでの外枠競馬だと思ってたから本命対抗には入れなかったけど。ただ前と内の馬場想定だとアサカラキング、サンライズロナウドの予想になっても結局2,3着だったから諦めるしかないかな。

編;ウインマーベルは人気薄の前走本命で勝ちましたよね。

今;今回は先入れの1番枠で出遅れるリスクが高まったから、1番人気になったしそんなに上位評価出来なかった。極端な道悪も得意でない馬の最内枠だしね。終わってみると阪神は時計的にそこまで重い馬場にならなくて、内伸び馬場になったからピッタリだったけど、そこまで当日の馬場を読んで1番人気を敢えて選ぶのも難しい。ミスったのは、逆の馬場になると全レース外すことになるから保険で他のレースは正反対の馬場で予想することが多いけど、マーガレットSも外差しで予想しちゃったことかな。

編;縦目で30倍を当てたレースですよね。

今;前と内以外は用なしの馬場で、外枠の本命が伸びないで、上位に取り上げた中で内と前の3頭で決まったレースだった。

編;3着の人気薄もピックアップしてましたから、あの馬場だと外の2頭が消えて、残りの3頭で決まるわけですよね。本命はあの馬場で出遅れてアウトでした。

今;出遅れた以上は腹をくくって内に潜り込めば間に合う可能性もあるけど、外々回ったら物理的に終わりの馬場だったね。

編;ただその前の松籟Sは外差しで本命が差し切って馬単的中でしたよね?あれで外差しも利くのかなと思いましたが。

今)短距離と中長距離は全くバイアスが違うから。特に2400m以上と1600m以下は全然脚質は違ってくるよ。それに勝った馬もそこまで道中ロスがある競馬ではなかったし。断然人気はあのバイアスで外枠の追い込みだから、長距離の中団差し競馬になっても、走る前からだいたい終了っぽかったけどね。あの馬場だと、本命から上位評価の内枠の人気薄中心に流す方が期待値的には良いよ。

編;中山記念もずっと雨で外差しも利かない馬場だったので、あれはソーヴァリアントの方が当日の状況では良いですか?

今;ただいくら何でも太いね。カテゴリー鮮度のない6歳馬が22キロ増で連対時最高馬体重も10キロオーバーだから、さすがに無理じゃないかな。ただ前と内の馬場と想定して予想したとして、マテンロウスカイは8番枠だから差しに回ると外々を回ることになるんで物理的にアウトなんで前に行く位置取りショックを騎手がすると信じるしかないギャンブルではあるんで、難しい判断にがなったろう。ドーブネは綺麗に太めが絞れて当日は極端な前残り馬場だから走る条件が全て揃ったけどね。何れにしてもあれだけ降ると、どっちか極端なバイアスになるんで、バイアスに乗ってない馬はどんな馬でも無理で、とにかく馬体重と馬場が合っているレースで勝負ということだよ。日曜小倉11Rなんかは、本命が問題ない馬体重で馬場も特に問題なかったようにだよね。

編;単勝7.7倍で勝ちましたよね。

今;あれは単勝の替わりの馬単総流し、メインなんでオッズの影響も少ないから単勝勝負でも良い。というのも、このレースは2,3番人気が馬体重で終了なんで、ライバルがいなくなったから、当日の状況ではほぼ勝つんで。

編;今井さんは単勝爆弾も仕掛けてましたよね?

今;消える1,2番人気を除いた馬は全て単勝が高配当なんで、どんな展開、バイアスになっても確実に勝つためには、こういう馬体重構成のレースは単勝爆弾が基本になる。特にピンクマクフィーの大幅減は、もう無理だからね。

編;予想は、減りすぎ注意でしたね。

今;テンションが上がりやすい馬の小倉2戦目だから、入れ込んで減りすぎるとアウトになる。ただまだ鮮度があるんで減りすぎなければ来る可能性も高いというタイプだ。1番人気も前走完勝だった馬が本格化前の馬体重まで一気に12キロ減だから叩き2戦目でもかなり危ないよ。少なくとも勝てないことはだいたい確定だから、単勝爆弾の期待値はグンと上がる。

編;あと逆ショッカーの騎手データが新しくなってましたね。

今;条件別に結構分けていて、例えば斎藤は逆ショッカーだと脚を矯める必要の無い短めの方が良いね。菅原明は芝の場合は追走に余裕がある条件の方が逆ショッカーは決まりやすい。ちょっと忙しいんで、またいつか詳しく解説するね。

編;それでは弥生賞のデータ分析にいきましょう。昨年は、共同通信杯4着後の3番人気タスティエーラが勝ちました。この馬が本命でしたね。

今;共同通信杯の競馬が不完全燃焼で強いことは分かっていたから。

編;結局ダービーまで制しましたから強かったですよね。強さの判断はどうやっているんですか?

今;それまでのレース内容と、タイプに対してどう反応しているか、つまりタイプに反する競馬で内容が良ければ単純に強いよ。

編;共同通信杯からは2着馬が出ているので、連対馬はどうでしょう?

今;2頭いて両方とも3着以内に走っている。ただ2頭ではさすがにデータ分析は無理かな。一応見ていくと、2頭の前走は3角7,9番手で、今回は8,3番手だった。2走前は、2000mのGⅢだった頃のラジオたんぱ連対とシンザン記念4着だったよ。

編;2着トップナイフは、ホープフルS2着後の1番人気でした。ホープフルS連対馬はどうですか?

今;GⅠになってからのホープフルS連対馬は3頭とも3着以内。ただこれも3頭ではデータ分析は無理だよね。しかも当日1番人気2頭、4番人気1頭だから、みんな来てもおかしくはないしね。一応見てみると、前走は3角1,5,9番手。今回は3,3,5番手。置かれすぎない方が良さそうだけど、GⅡ時代には連対馬は2頭とも消えていてその2頭は今回2番手だったからね。まぁその2頭は道悪の年で、GⅠになってから来た3頭は良馬場だったから、一概に位置取りで判断は出来ないけど。2走前は、京都2歳S、デイリー杯、東スポ杯でそれぞれ連対。3走前は3頭とも1着。ストレスの影響より休み明けの3歳馬だけに勢いを重視した方が無難かな。3頭しかいないデータで他のステップもいないわけでなんともだけどね。

編;3着ワンダイレクトは、若駒S2着後の2番人気でした。

今;京都開催時の若駒S連対馬は、6頭中3頭が3着以内だよ。来た3頭は前走1番人気で激走でもなく疲れの少ない馬だった。その3頭は当日2番人気以内だから、確率的にはどれほど意味があるデータか微妙だけど。位置取りは、前走3角5,6番手。頭数を考えると後ろ寄りの差しという感じ。前走3角5番手以降だと4頭中3頭が来ている。今回は3角6~9番手だった。2走前は、新馬2頭と1勝クラス勝ち1頭。2走前新馬だと2頭とも来ている。1勝クラスの馬は11月で、2走前が前年だった馬は3頭とも来ている。蓄積疲労、ストレスの少ない馬には特に注意したい。

(続く)


コラムの続きをご覧いただくには『推奨レース&重賞 2,100P』か『重賞予想 1,200P』のチケットをご購入ください。

コラムの続きは土日いずれの日の講義の中でもご覧いただけます。

▲ページトップへ