今井雅宏 無料コラム

2025.4.19 更新

*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。

前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。

出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


2026.5.23 更新

オークスデータ分析

編;今週は2年連続で的中しているオークスとかがありますね。3連続期待してます!その前に回顧ですがヴィクトリアMも超堅かったですし、盛り上がりに欠いた週でしたね。また今井さんからLINE来ましたが、その話は後のお楽しみで(笑)。

今;全体に面白いレースも少なかったね。

編;結局、勝負レースもガチガチのヴィクトリアM以外は、大荒れだった新潟大賞典含めて全レースで本命が3着以内と馬券圏内でしたよ。日曜唯一の6.5点レースでは、単勝10倍の本命が勝って馬単万馬券的中でしたし、狙ったレースで勝負ということでした。

今;GⅠは面白くなくても勝負レースに入れる決まりになってるから、堅いと厳しいね。先週は急に気温が上昇して大変だったけど。減っては駄目なタイミングの本命の馬体重が一気に落ちて、走る前から終了みたいなレースも多かったよ。そういうレースは、もちろんやっても少しだけにするということになる。それで馬体重、馬場が合ってるレースで勝負だよね。万馬券が当たった錦Sは休み明けで4キロ減だったけど、あの馬は前走が相当太かったからね。冬場の前走から暑い時期になってきたんであのくらいが妥当で、少しくらい減っても気にならないけど。

編;新潟大賞典のフクノブルーレイクの4キロ減は大丈夫でしたか?

今;前走増えていたC系の差し馬だからね。これは別に減ってきても問題ないよ。むしろ増えると嫌だよね。ただパドックはかなり不味かった。相当入れ込んで発汗していたからね。暑さが応えている感じだったよ。2着のバレエマスターは、毎年真夏に1回だけ走って後は凡走を続けている馬なんだよね~。3年連続で同じパターンで、4年目の今年だけ5月に激走したわけだけど、つまり夏馬向きのレースになったということになる。急に気温が上昇したから、他の馬がバテたわけで。他のレースもそうだけど、夏にだけ走るような馬がかなり激走していたよ。暑さを考慮に入れない予想ではどうしようもない感じで、その辺の詰めは甘かったね。暑さも続けば対応出来るけど、今まで普通だった気候が急に上昇すると熱中症になっちゃうんで、夏場に強い馬でないと対応出来なくなる。

編;そういえば勝ったグランディアも、昨年夏の函館記念で連対して以来の連対でしたね。ところでフクノブルーレイクは、スプリングS以来の本命でした。あのときも7番人気の人気薄で、3点目か何かで的中してましたよね?

今;あの後、全く評価しなかったでしょう?恐らく本命どころか、3番手以内の評価もなかったんじゃないかな。まぁ調べたわけじゃないから自信はないけど。

編;たぶんないでしょうね。えっと、確か2走前は6番手くらいの評価で、穴人気になった前走では切り捨て予想じゃなかったですか。それが今回、突然本命で激走するというのは如何にもMらしいですよね~。

今;ウインブライトでC要素が強いからね。スプリングSは1勝クラスを3着に負けた後の格上挑戦でしぶとさが活きるから本命にしたわけだった。今回も3勝クラス5着凡走後の格上挑戦でしぶとさが活きるということで本命だったよ。強い馬が走るんじゃなくて、今回走りたい馬が走るのが競馬というシステムの本質だからね。ただ新潟の馬場があんまりばらけるんでC系向けの馬体を併せた混戦にならなかったし、やっぱり暑さのぶんもあって複勝の5.7倍までになっちゃった。

編;それとGⅠなので、堅くてつまらないでしようが一応ヴィクトリアMの回顧もちょっとお願いします。

今;S君は今週もズバッと当たったからね~。

編;まぁ堅いやつは僕の役割ということで(笑)。カナテープは直ぐでした?

今;いや、最初は切ろうと思ってたよ。コメント読んだら、「帰厩したら重度のスクミだった」ということだったからね。そんな馬がGⅠで来たなんて話は聞いたことがないから。ただ、他に面白い馬もいないんだよね~。で、この厩舎はいろいろしゃべるからね。むしろ脈があるときは重箱の隅をつつくような変な話を饒舌にするのはよくあるパターンなんで、もしかしたら軽症かも?と思ったんだけど。相手強化の混戦向きなんで、状態さえ戻って10番人気なら勝負しない手もないしね。コメントの最後が、「ただ今はもう走れる状態だよ」ということだったし。まぁそういう当たり障りのないちょっとなげやりめいたときは、ほとんど諦めてることが多いんで半信半疑ではあったけど。疲れなら分かりやすいけど、「重度のスクミになったけどちょうどよく間に合った」という類いの話は聞いたことがないんで、調教だけではどうも判断出来なかったよ。結局、パドックも元気がいつもよりなかったし、どんよりした雰囲気だったから戻らなかったということだろう。こういう走れる馬がいないときは、1周回って力順のガチガチで決まるか、展開に恵まれた馬が走るパターンになりやすいけど、逃げ馬が偶然出遅れてスローになったからね。展開も全く読みと違ったんで、何れにせよ状態がどうであろうが、あのペースではしぶとさも活きないんで無理だったんじゃないかな。単調な量勝負になったからね。そういう意味では諦めるしかない結末のレースではあった。

編;あとレース前にはLINEで、ココナッツブラウンだけ名前を挙げて、「まさかの大幅増だからこれが怖い」という解説で、結構買っちゃいましたよ(笑)。

今;解説したように輸送が一番のポイントになる馬で、あんなに増えないと思ってたからビックリしたよ。実際当日の期待値としては、人気と馬体重のバランスでは一番高かったんじゃないかな。結局逃げ馬が出遅れて単調な競馬になったから、間に合わなかったけどね。

編;それでは今週は面白いメンバーになっての3年連続的中を期待して、オークスのデータ分析にいきましょう。昨年はフローラS1着後の4番人気カムニャックが勝ちました。

今;フローラS連対馬は、41頭中11頭が3着以内だよ。数が多いから位置取りで分けようか。

編;該当馬は差していましたね。

今;なら前走3角6番手以降で見ていくと、19頭中7頭が3着以内。今回の位置取りは、3角6~14番手だった。2走前は、未勝利~重賞と様々。着順はオープンで2,4着だった3頭以外は勝っていた。距離も1400m~2000mと様々。ただ1800m以下だと11頭中7頭が3着以内だから、活性化の弱いステップだけにある程度S質を刺激していた方がベター。2000mの馬も、3,4走前は1800m以下だった。3走前は、未勝利~重賞と様々。ただ未勝利の馬は6頭中4頭、オープンの馬は5頭中3頭が来ていて、鮮度が高いか逆にタイトな経験をしてきた馬が有利というパターンになっているよ。

編;2着アルマヴェローチェは、桜花賞2着の2番人気でした。

今;桜花賞連対馬は、35頭中19頭が3着以内。数が多いから位置取りで見てみようか。

編;該当馬は9番手でしたよ。

今;なら3角5~12番手くらいで見ていくと、17頭中11頭が3着以内。来た馬の今回は、3角5~14番手。まぁ該当17頭中16頭がこのゾーンだったんで、特段意味のあるデータでもないけどね。今回3角13番手以降になった馬だと4頭とも来ていて、活性化不足を補うために矯めるだけ矯めるとよりベターになる。2走前は、オープンで1~11着。ただこれも該当全てがそうだったから、意味のあるデータではない。強いて言えば4着以下だった馬は3頭とも来ていて、疲れがないとより理想になる。来なかった馬の6頭中4頭が前哨戦のチューリップ賞で3着以内だったしね。

編;3着タガノアビーは1勝クラス勝ちでした。

今;1勝クラス勝ち馬は、30頭中2頭が3着以内。来たのは前走2200mの馬で、このタイプだと4頭中2頭が3着以内。あわやの4着馬も1頭いて1800mだった。位置取りは前走3角3,5番手。前よりという感じもあるかもだけど少頭数だから特段前だったわけでもないかな。今回の位置取りは、3角15,18番手。今回3角15番手以下になった馬だと11頭中3頭が4着以内。一気の相手強化の基本で、死んだふりで流れに入らない競馬は怖いよね。2走前は、GⅡ5着と未勝利1着。未勝利勝ちは6頭中1頭が着ていて、重賞で7着以内は4頭中2頭が4着以内。かなり鮮度が高いか、逆にある程度タイトな経験をしつつも疲労はそれほどでもないみたいなタイプには注意したい。3走前は、来た2頭とも未勝利で、あわやの4着馬は逆にOP特別2着だから、これも同じパターンになっているね。

(続く)


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