キムラ 重賞予想 サンプル

京都11RマイラーズC
[印]
◎7ガイアフォース
△10シュネルマイスター
≪単勝◎1200、複勝◎2600、馬連◎△400、ワイド◎△1000≫

[見解]
2020年秋開催を最後に約2年半に渡って改修工事が行われていた京都競馬場のリニューアルオープン週に行われるマイラーズC。

改修工事が行われる直前の京都芝コースはやや時計が掛かる馬場となっており、このマイラーズCでも1分32秒台中盤という同レースにしては比較的おとなしめの決着時計でしたが、それ以前には2014年(ワールドエース)には当時レコードの1分31秒4という決着時計が生まれ、2018年(サングレーザー)にはそれを更新する1分31秒3という決着時計が生まれていた通り、レコード決着&超高速決着の常習レースでした。

土曜のレースを見る限りでは、元々の超高速馬場という雰囲気ではありませんが、それでもマイラーズCと同舞台条件の土曜最終レースでは1分32秒4という高速決着となるなど、改修工事直前や他競馬場よりは速い時計が出る馬場設定となっています。

それを最も歓迎するのは実際にレコード決着時計だった2014年と2018年で連続して勝ち馬を輩出しているディープインパクト産駒(2014年に至っては同産駒によるワンツースリー決着)に違いありませんが、同産駒&同系統が不在という今年は高速決着実績を重視してメンバー中唯一のレコード勝利歴を持つガイアフォースを本命馬とします。

その4走前国東特別の圧勝劇と、3走前セントライト記念でアスクビクターモアを下した実績からも、元値はメンバー中でもトップレベルの馬と見なせます。

今回は初マイルとなりますが、キタサンブラック産駒というと父自身の現役時や代表産駒イクイノックスのから中距離以上のイメージがあるかも知れませんが、実際には距離の壁がある産駒は少なくなく、寧ろ中距離以下の方が走れる傾向にあります。

揉まれる競馬になると不安はありますが、得意の高速馬場と初マイル起用と調教の動きが一変している今回辺りは一発の魅力十分と見て◎を打ちます。

対抗はシュネルマイスター

父が欧州の名マイラーのキングマンで3代父は短距離の名血グリーンデザートで高速決着にも実績があるというタイプ。

前走中山記念は詰まっていなければ間違いなく3着以内好走していたはずで、唯一最大の弱点としては輸送競馬の難がありますが、それも1週前に輸送を終えて栗東調整されている点で抜かりありませんので、順当好走を見込みます。

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