年末の大一番! 今週末(12/25~26)の見どころ
競馬放送局・編集部のMです。今週は中山競馬場で有馬記念、阪神競馬場で阪神Cが行われます。
当コーナーでは有馬記念に出走を予定している主な有力馬をご紹介します。
▼エフフォーリア GI・3勝目へ
歴代最多の得票数でファン投票1位に輝いたエフフォーリア(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)。秋初戦は菊花賞ではなく初の古馬混合戦となる天皇賞・秋を選択し、コントレイル、グランアレグリア相手に見事なまでの完勝劇。グランプリレース3連勝中のクロノジェネシスを退け、完全なる世代交代を果たすのか要注目。鞍上は横山武史騎手。
▼クロノジェネシス グランプリ4連勝へ
昨年の宝塚記念、有馬記念、そして今年の宝塚記念とグランプリレース3連勝中のクロノジェネシス(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)。秋初戦は凱旋門賞に挑み7着に敗れて、今回が現役ラストラン。今年の宝塚記念はドバイ遠征後に完勝しており、帰国初戦の不安は少ない。エフフォーリアとの最強馬決定戦に注目だ。鞍上はC.ルメール騎手。
▼タイトルホルダー 強気の逃亡劇なるか
菊花賞で5馬身差の圧勝劇を演じたタイトルホルダー(牡3、美浦・栗田徹厩舎)。前半はハイペースで隊列を縦長にし、中盤緩ませて、ラストで伸びるというまさにステイヤーのお手本かのようなレース振り。今回は鞍上が横山和生騎手に替わり、他に逃げ馬がいるメンバー構成。今年の展開は本馬が鍵を握りそうだ。
▼ステラヴェローチェ 悲願のGI獲りへ
昨年の朝日杯FS・2着、今年の皐月賞、日本ダービー3着のステラヴェローチェ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)。秋初戦の神戸新聞杯ではダービー馬シャフリヤールを退けるも、前走の菊花賞では4着に敗退。エフフォーリア、シャフリヤールの古馬混合戦での好走を考えれば、本馬も十分に台頭できるはず。鞍上に初コンビのM.デムーロ騎手を迎え、一発を狙う。
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