秋を占う古馬ダート重賞!今週末(8/7~8/8)の見どころ

競馬放送局・編集部のMです。今週は函館競馬場でエルムS、新潟競馬場でレパードSが行われます。当コーナーではエルムSに出走を予定している主な有力馬をご紹介します。

▼アメリカンシード 重賞初制覇へ
平安S・2着馬のアメリカンシード(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)。昨年秋からダート路線に転向すると、条件クラスを一気に3連勝。1人気に推されたマーチSは最内枠で本来の先行競馬ができず14着に大敗したが、大外枠を引いた前走の平安Sでは逃げて2着。好走パターンがハッキリしている馬だけに、外目の枠からスムーズに先行できれば重賞初制覇のチャンス。鞍上はC.ルメール騎手。

▼ソリストサンダー 得意の距離で
かしわ記念・2着のソリストサンダー(牡6、栗東・高柳大輔厩舎)。昨年夏の函館からダ1700m前後に路線をシフトすると、ダ1700mでOP勝ちし、ダ1600mでも武蔵野S・2着、かしわ記念・2着と好走。キャリア5勝中3勝を挙げている得意距離で重賞初制覇なるか。鞍上は戸崎圭太騎手。

▼タイムフライヤー 復活なるか
昨年夏は函館ダ1700mのマリーンS→札幌ダ1700mのエルムSを連勝したタイムフライヤー(牡6、栗東・橋口慎介厩舎)。今年初戦の根岸Sこそ3着に走ったが、現厩舎に転厩後のかしわ記念、マリーンSは人気を大きく裏切る凡走。人気急落も考えられるが、57キロの斤量に戻り、初コンビの武豊騎手で復活なるか。

▼ウェスタールンド 巻き返しへ
昨年の2着馬ウェスタールンド(セ9、栗東・佐々木晶三厩舎)。その後も浦和記念・3着、東京大賞典・3着と好走するも、久しぶりに大きく間隔を空けた前走のプロキオンSでは2人気に推されるも7着に惨敗。ただし、雨の影響で内枠か先行馬しか走れない超高速馬場では、この馬得意のマクリが決まらなくてある意味当然の結末。特殊馬場でなければ、9歳になってもまだ侮れない。鞍上は藤岡佑介騎手。

競馬放送局では、血統、データ、馬場、指数、調教など、各分野のスペシャリストが渾身の予想を披露いたします。今週もぜひご期待ください!