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2018.8.17 更新

<重賞データ分析コーナー>
*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。
 前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。
出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


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札幌記念データ分析


編;先週も馬券的にはなかなか良かったですね。人気薄の本命がかなり勝ちましたよ。

今;美味しい配当が多かったね〜。

編;ええ、土曜は新潟メインで単勝13.2倍の本命が勝って馬単19130円の万馬券が5点目ですが当たりました。勝負レースでも札幌8Rで単勝9.1倍の馬が勝って、日曜は筑後特別で単勝15.4倍の本命が勝って、こちらは馬単も3点目で当たりましたね。

今;あのレースはビックリしたよ。まさか1頭取消の8頭立てで単勝15倍も付くとは。間隔開けて馬体増と理想的だったから、当日の馬体重とオッズを見たら、あのレースはガッツリと勝負だったね。

編;確かになんであんなについたんでしょう?

今;逆にエルムSなんかは、前走減ってた7歳馬が10キロ減で4年前の馬体重になっちゃったから、ほぼ来るわけないんでパスで良い。人気薄ならまだしも、4番人気でも5.9倍だし、買っても遊び程度で十分だよ。勝負レースだった豊栄特別は人気を二分するはずのちょっと危ない方が取り消してオッズ的にはいまいちになったけど、馬体重が休み明けの馬体増で良かったからね。これはきっちり、ガツンと勝負だった。

編;確かに今週も馬体重とオッズで勝負すれば、かなり良かったですね。関屋記念はハイペース外差し競馬になっちゃって、対抗が勝ちました。

今;内の馬はエイシンが予想外に好スタート切ったんで、追い掛けていった方が苦しくなっちゃった。外差しだと1番人気だから対抗にしたけど、やっぱり鮮度の高いプリモシーンで仕方なかったかな。休み明けの小さい3歳馬が馬体増と理想的な形で、想定より人気も落ちたしね。重賞だし、あのオッズなら単勝2点買いはしておいた方が良いよ。僕もそうしたしね。とにかく馬体重はベクトルが大事だから。外差し競馬なら、あの馬以外に勝つ馬のいないメンバーだった。外差し向きなら他にはワントゥワンもいたけど、理想的に馬体増えての外差し競馬と当日条件が揃っても、結局勝ち馬には届かなかったわけだから。

編;それでは楽しみな札幌記念ですね。昨年は函館記念9着後の6番人気サクラアンプルールが勝ちました。今井さんはこの馬が対抗で、確か単勝も結構買ってましたよね?

今;そうだったかな。本命にした5番人気のロードヴァンドールが、理想がプラス体重の休み明けなのに16キロ減という、走る前に終わってる馬体重だったしね。人気薄を本命対抗にしたように、人気馬にろくなのいなかったから、ああなれば重賞だし、サクラアンプルールの単勝もしっかり買わないとだよ。13頭立てで単勝19.9倍とか、付き過ぎだったしね。

編;このレースも、やっぱり馬体重とオッズでしたね。サクラアンプルールの方は理想馬体重のベクトルに増えてきたんで、さすがにみんなもサクラアンプルールから買ったんじゃないですかね。函館記念6着以下はデータ的には巻き返すんですか?

今;函館で行われたときの函館記念6着以下は、44頭中8頭が来ているよ。来た馬は全て5番人気以下の人気薄だったことを考えれば、まずまずかな。ストレスはないしね。相性が比較的良いのが、函館記念を2角10番手以降だった馬で、17頭中5頭が来ている。やっぱり同距離の似たメンバー凡走後から巻き返すわけだから、極端な脚質が嵌まらなかった馬がまず注意だよね。その来た5頭は全て前走より位置取りを今回は上げていた。前に行く位置取りショックだ。といっても、頭数が減るケースが多いから、位置取りとしてはおんなじというパターンも多いけど。いずれにしても頭数減とかでポジションを上手く前走より取りやすくなったタイプだね。あと、このタイプで、2走前がオープンで4着以内だった馬は5頭中4頭が来ている。前走はストレスで消えて、凡走してストレスの薄れたMの基本タイプだ。唯一の2走前が凡走から来た馬は、2走前が4月のレースでしかもGTの大阪杯だから、データ的に例外になる。あと2走前も2角10番手以降だった馬は1頭しか来ていない。これもいつもの活性化問題だね。その馬は1800mでしかも小回り重賞の小倉記念だから、後ろからでもS質の補完は出来ていた。その年は道悪だったのもあるけど。
 前走が2角9番手以内で6着以下だった馬だと27頭中3頭が3着以内と率が落ちる。そのうちの2頭は9番手以内といっても4角でも6番手以降だったから、やっぱり差して届かなかったタイプの方が巻返しは怖い。残りの1頭は逆に2角で1番手だった。これもいつものパターンで、巻き返すわけだから、極端な脚質が嵌まらなかった馬が面白いというやつになる。ただどちらかというと差して届かなかった方がより確率が高いというデータだ。また巻き返した3頭は、2走前にGUかGTで凡走していた馬と、OP特別で連対していた馬。これは追い込んで巻き返した馬とあまり変わらない傾向だね。前走はストレスで凡走しているか、あるいは2走前も凡走しているけど、強い相手と走って活性化は凡走でもなされているか、という形になる。

編;2着の12番人気ナリタハリケーンも函館記念7着で、同じ惨敗組ですね。

今;前走は4角でも11番手と、追い込みが嵌まらなかったタイプだね。

編;2走前はオープンで3着と好走しているという、激走しやすい形ですね。

今;ずっと後方からだったというのはマイナスだけど。その2走前まで、3年以上もの間、ダートだけを使ってきたという特殊性はあった。鮮度という意味でも、このステップの追い込み馬で問題になるS質の活性化という意味でも、ダート戦というのはポイントになったということだろう。

編;それにしても、こういう馬を見ていると、競馬は鮮度でだいたい決まるんだというのがよく分かりますよね〜。3着のヤマカツエースは大阪杯3着後の休み明けでした。

今;大阪杯はGTになって間もないからサンプル数が揃わないんでデータ分析は無理だよ。まぁ、この馬も1番人気で3着だったように、同じ距離でレース質も似ているGTだから、カテゴリーストレス面でそれほど相性は良いってこともないだろうけど。ただ休み明けだから、ある程度ストレスは相殺出来る。一応、休み明けということでデータを見てみると、休み明けは50頭中12頭が3着以内だよ。比較的相性が良いのが、2400m以上だった馬で、23頭中7頭が来ている。このタイプで来た7頭中5頭が前走3角13番手以降の後方。残り2頭が逆に2番手以内の先行。つまり極端な脚質の馬だね。その中でも後方勢の相性が良くて、特に前走は敢えて距離を考えて抑えていたような、ある程度は機動力のあるタイプ、つまりは逆ショッカー的な構造を持ったタイプが面白い。前走2角で1番手だった馬も4頭中2頭が来ているから怖いけどね。2000m以下からだと、27頭中5頭が3着以内。その中で前走が国内の1800m〜2000mだと17頭中2頭が3着以内と率が落ちる。カテゴリーストレスの問題だね。来た2頭はある程度機動力のある非L系の馬だった。しぶというタイプは混戦になったら注意いなる。

編;では海外からだけのステップは後でピックアップして見て貰うとして、16年にいきましょう。

編;この年もさっき見た函館記念6着凡走後の5番人気ネオリアリズムが来ました。前走函館記念で3角10番手と後方侭だった相性の良いタイプですね。で、2走前に3着以内に好走しているという。

今;それで行こうと思えば行ける機動力があるやつだね。実際、逃げの位置取りショックが嵌まったわけだし。

編;2着には安田記念2着後の1番人気モーリスが来ました。ただこのタイプの登録はないので、次です。3着にはダービー8着後の4番人気レインボーラインが来ました。ダービー6着以下はどうでしょう?

今;7頭中3頭が来ているよ。4番手以内の人気馬が5頭いての結果だから特に良くもないけど、4番人気以内の5頭は全て4着以内には好走したからね。マイナスということもない。来た3頭中2頭が今回3角10番手以降。もう1頭は8番手だったけど、この馬はダービーでは4番手に上がっていた。残りの馬は全部ダービーで後方だったから。つまり、小回りを意識して無理に前走より強引に勝ちに動くタイプの方が取りこぼす確率は高くなっている。あと、この年は稍重だったように、大幅短縮で古馬相手になるんで、少し湿って摩擦レベルが上がった方が間に合う確率は上がるだろう。

(続く)

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