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2017.8.19 更新

<重賞データ分析コーナー>
*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。
 前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。
出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


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北九州記念データ分析


編;先週の重賞は両方とも内々競馬になっちゃいましたね。

今;緩い流れの前残りで、差し馬は好位から内々回った馬しか用なしの競馬だった。両方とも速い流れを想定してたからね。挙げ句に2頭とも大外の差しを選んだんで物理的にアウトだった。あれだけ先行馬が揃って緩ペースというのは読めなかった。関屋記念は1〜3番人気が危ないから、面白いレースだったんだけどね。

編;上位人気3頭とも無印だったので、確かに高配当チャンスでした。

今;34秒台前半でも前が1頭くらいは残るようなレース質のレースなのに、35秒台の緩ペースでしかも離し逃げだから、止まりようがなかった。

編;前が残るとやっぱり逆ショッカーで、エルムSの方はロンドンタウンでしたね。

今;状態がどうかと思ったけど、カネヒキリは距離が延びての短縮になると怖いよね。あとで、逆ショッカーデータの種牡馬のやつ、距離別で細かく数字を取っていくことにしないとだよね。今は短縮適性だけで種牡馬のデータを作っているから。ちょっと今週は忙しかったんで、なるべく早く、出来れば来週からとか距離別に適用するようにしたい。

編;それは楽しみですね〜。

今;それとこのあいだ話した、逆ショッカーの概念につての話ね。

編;雑誌でカットされてたところですね(笑)。

今;それも近いうちに話しておこうと思うよ。

編;そういえば、勝負レースだった西部日刊は逆ショッカー本命で来ましたが、あれはどうだったんですか?

今;あの馬はそれまでダートを20戦以上して一度も8番手以内を外したことがない、逆ショッカーほぼ当確馬だから、ああいう分かりやすいのを選んだ方がよいよ。

編;結果、圧勝でしたよね。

今;1000mでは常に3着以内、良馬場の1000mでは2戦とも圧勝していたわけだから、ほぼ完璧な逆ショッカーだった。前走9着で疲労もないというやつだし。多くリーチ馬はいるから、なるたけ分かりやすい馬を選んだ方が良い。

編;今週は夏最大の楽しみ、札幌記念もありますが、登録数が少なくステップの解説も少なくなりそうなので、たまには北九州記念の方にしましょうか。昨年はバーデンバーデンC3着の8番人気バクシンテイオーが勝ちました。

今;バーデンバーデンC3〜5着馬は、4頭いて1頭が3着以内。ちょっとサンプル数が少ないんで、バーデンバーデンC全体で見てみようか。そうすると、13頭中3頭が3着以内になる。率は低いけど、人気薄が多く来ているから怖さはあるよ。それもそのはずで、バーデンバーデンC連対馬は5頭中1頭しか来ていない。これはいつものパターンで、レース間隔の詰まった同距離のオープンだから、連対してくるとストレスがきつくなるっていうことだね。そのぶん、ストレスの無い人気薄の凡走馬が怖くなるという構造だ。来た馬は今回3角9番手以降の差しだった。4着に来た2頭のうち1頭も14番手だから、相手強化で比較的後ろよりを選択した馬が怖いね。ただ4着に来たもう1頭は今回3角2番手。やっぱり極端な脚質の場合は、前残りとか強制的なバイアスに嵌まっちゃえば来るからね。怖さはある。
 総合すれば、基本的なペース関係になったときは、後ろよりの馬が有利になるってことだ。あと来た3頭の2走前は5着以下。4着に来た馬には2走前に1着だった馬もいるけど準OPだった。これは蓄積疲労がない馬に有利なステップのときに表れる傾向だね。2走前が好走の場合はレース間隔が開いているとか、鮮度があるとか、そういう何かしらの疲労軽減要素があった方がよいということになる。

編;2着のベルカントは、アイビスSD連対馬ですが、このステップは登録がないですね。3着のオウノミチは今見たバーデンバーデンC連対馬で、2走前が準OP5着で疲れが全くなく、鮮度もあるというやつでしたか。

今;この馬が唯一のバーデンバーデンC連対から来た馬だよ。さすがに2走前が格下の準OPで凡走なら、蓄積疲労は前走だけということにはなる。前走3角4番手で、今回3角9番手と、相手強化で後ろに回る位置取りショックも流れに嵌まったけど。

編;では15年です。この年はアイビスSD1着のベルカントが勝ちました。

今;アイビスSDは直線競馬で全く今回と条件が違うんで、好走馬のストレスが少ないというのはある。それでも2年連続同じステップで、2年前は勝ったのに、中長期の蓄積ストレスがたまった昨年は勝てなかった。

編;Mらしい結末ですよね。2着のビッグアーサーは準OP勝ち後の1番人気でした。

今;準OP連対馬は12頭中6頭が3着以内だから、さすがに鮮度があるだけに怖いね。ただ来た6頭中2頭は、わずか3頭しか出走がない2着馬だった。1着馬だと、9頭中4頭が3着以内で、3番人気以内の8頭中3頭が消えているように、2着馬よりは若干リスクが増える。いつも言うように準OP勝ちはOP勝ちと同じ程度に疲れるから、2着の方が有利ではある。といっても、人気薄で激走している馬もいるし、勝ち馬でも怖さは十分あるよ。来た馬は全て前走3角6番手以内だった。準OPの単調な流れなら自ら勝ちに動いて来ているような馬が活性化面でベターということだね。今回の位置取りに関しても、6頭全て4角8番手以内。4角9番手以降の馬は5頭全て着順が人気を下回って凡走している。相手強化でついていけなそうな馬はリスクが高くなる。
 まぁ、先行馬でも1番人気で凡走した馬もいるから、位置取り系のデータだけに当日に前残りとか追い込みとかの強制バイアスが発生すればどんな馬でも抵抗出来ないんで、流れ次第ではあるけどね。あと前目がよいといっても、来た6頭は全て3角か4角の何れかで、前走より1つは位置取りを下げていた。相手強化で無理をしないで乗るという、Mの基本的な位置取りショックを、後ろ過ぎない形でしてくる馬に最も有利になっている。

編;3着のベルルミエールはCBC賞4着後でした。ただCBC賞のこのゾーンは登録がないので、次にいきましょう。

(続く)

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