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2018.12.7 更新

<重賞データ分析コーナー>
*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。
 前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。
出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


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阪神JFデータ分析


編;先週の重賞はチャレンジCで3連複5260円が3点目、3連単19540円の万馬券も4点目の的中でしたが、チャンピオンズCはワイド1点目でしたね〜。まずはチャンピオンズCですが、人気薄の1番も残りそうで、馬連1点目、3連複も6点目で美味しい配当が当たるかと思った瞬間、最後ウェスタールンドが飛び込んで来ました。

今;あれは衝撃的だったね。ウェスタールンドは馬群に入れて良い内枠向きの馬だから。外枠ひいたんで、ペースも上がらないだろうし、苦手な外々回ってしぶとさが活きないから評価下げたら、何故か外枠から最内に突っ込んでくるとは・・・。

編;ですね〜。シリウスSのときもそうでしたよ。「買いたいけど内枠向きの馬が外枠ひいちゃったよ」ってガッカリしてたら、上手く馬群に入って突っ込んだんですよね。今回もFAXの解説では、「内枠向きなので混戦にならないと」っていう感じの解説でしたが。

今;そういえば、シリウスSもそうだったね。前走みたいに、外枠ひいてそのまま外回ったら終わりの馬なんだけど、内に突っ込んだらしぶといから。前走でストレスも薄れて、鮮度も高いわけだし。ペースも遅いだろうし、団子状態になって、7枠の追い込み馬が内に入るタイミングなんてないだろうし、日本人だし外回るだろうと勝手に思い込んだのが大失敗だった。

編;先週のデータ分析でも、C系が馬群を割るレースだってずっと解説してましたから、確かに押さえないといけなかったと反省してます。

今;ペースも遅そうなメンバーで、差し馬は内枠しか間に合わないはずだから、内にC系が入れば無条件に本命の予定だったんだけど、JCと同じで内枠向きのが全部外に飛ばされちゃったんだ。内には鮮度が高いから馬群を割れる状態にある断然人気以外は内枠向きでもない状態の馬だけが入るっていう、JC同様、まさに最悪の枠順を組まれた。

編;M殺しの枠順ですよね(笑)。ステイヤーズSは取り消しましたけど、内が有利そうなスローのメンバー構成で、断然人気だけ内に入れるのやめてくれないと盛り上がりません。あれじゃ、どうしようもないですよ。

今;あの枠順だと、内の差し馬では1番人気に勝てないから、緩い流れなら行く馬を狙うしかなくなるんで、サンライズソアにしたけどね。ストレスもまずまず薄いし。

編;緩い流れなのに行かないで、よりによって伸びない外からでした。

今;ただ、ああなっちゃうと、ああ乗るしか無いかな。揉まれ弱いからね。スタートで行けない場合は、無理に押して逃げるか、揉まれない位置に一回下げて外を回るしか選択肢はない。そういう意味では、さすがトップジョッキー、ああいう形になっても持たせて3着に持ってくる。8キロ増で太めなんで行き切るしか、本来は手詰まりのはずなんだけどね。2番人気のケイティが10キロ増で、明らかに心身の蓄積ストレスが出て終わりの馬体重だったから、L系の8キロ増なら、他に走れる馬も少ないし、相対的に我慢出来るんじゃないかと思って、結構厚めに買ったんだけどね。結局、複勝とワイドになっちゃったよ。

編;チャレンジCの方は結構付いて、美味しい3連単万馬券でしたね。先週話した重賞で3連単っていうのは、こういうやつです? 今;ただ少頭数で2番人気本命だったから、重賞でも3連単も絞って買わないとかな。4位くらいまでじゃないか、流すのは。人気が全く無い相手なら5位、6位も悪くはないけど。

編;当日は、びっくりするくらい2頭で被って、配当つきましたよね。

今;あれも内枠向きのステイフーリッシュが外枠なんで評価下げようかと思ったけど、少頭数の内回りだし、ハイペース激戦になれば内もばらけて開いて突っ込んでくれるかもしれないと考え直して、相手に選んで良かったよ。さすがに馬群に入れちゃえすれば、揉まれ弱いのに内枠ひいたダンビュライトなんかは簡単に抑えられるからね。まぁ、あれだって枠なりの外々回ってたら4着までだったわけだけど。とにかく、今期は内枠向きのが内に入らないから、偶然騎手が内を選択してくれるのを期待する以外に、狙いようがなくて困る。それでいうと、日曜のラピスラズリSなんかもね。

編;3連複を1点目で当てたやつですよね。

今;あの3着馬、リョーノテソーロのことだけど。

編;ああ、覚えていますよ〜。前走人気薄で本命にして4着で、「ペース上がるか、馬群に突っ込んでれば絶対来るのに」って、悔しがってずっと興奮してたやつですよね(笑)。

今;今でも名前を見るだけで悔しいから。本来、100%来るはずの人気薄だからね。あの馬の場合は、「馬群に入れた方が良い」って陣営も話してたから、その意識があって、外でも多頭数の10番枠程度なら、なんとか馬群に入れてくれると思い込んでたら、何故か外を回っちゃったんだよ。で、今回は短縮+ダートからのショックで頑張った後でストレスきついんだけど、今度こそ枠的にもインを突いてくれる可能性があるしペースも上がりそうということで、ストレスあっても相手に選んだんだよね。そうしたら、ようやく内を選択してくれた。ただ、今回はストレスある上に、前回ほど条件が揃ってなかったし、相手も強くなってたから3着だったけどね。あれ見れば分かるけど、前走でそれをやったら、間違いなく連対してたよ。まぁ、内突かなくてもペースさえ上がればだったけどね。外枠ひいた馬群割れる状態の馬が外からイン突いてくれるかは、もう騎手に訊かないと分からない、運の部分になっちゃうわけで、仕方ないといえば仕方ないけど。せめて「馬群に入れる形にしたい」ってコメントのときくらいは、馬群に入れる意識くらいは見せてくれないと困るよ。

編;で、今週は阪神JFですよ。昨年はアルテミスS1着後の2番人気ラッキーライラックが勝ちしたね。

今;アルテミスS連対馬は、10頭中5頭が3着以内だね。来た馬は全馬前走3角9番手以内。このタイプなら、7頭中5頭が来ているよ。追い込み連対だとストレスが溜まるし、広くて単調な東京からタフな阪神のGT替わりだから、前走後ろからだとやや活性化が弱いリスクもある。まぁ、それまでのレースで活性化させる仕掛けがあれば悪くはないかもだけどね。ただ、今回は来た5頭中4頭が4角でもまだ8番手以降の差しを選択していた。これはいつも出てくる、S質の強いタイプの差しレースへ向かう場合の、Mの基本的な位置取りショックだよね。相手強化で後ろに回るという。ストレス軽減効果も期待出来るし。このショックを仕掛ける余地を残すという意味でも、ある程度は前走好位で競馬をしていた方が対応しやすいということにもなる。唯一、今回も前に行った馬は3角2番手で4角1番手。ほぼ逃げのような形で、いつものように、極端な脚質の場合は嵌まるときは嵌まっちゃうからね。それでも前走逃げて、今回も前目だった馬がもう1頭いて、それは14着に惨敗したから、流れ次第でアテにはならないけど。総合すると、差すことも出来るタイプの馬が前走早めに動いて、今回仕掛けを遅らせる位置取りショックが一番好走率は高いということになる。
 あと来た5頭はみんなキャリア3戦以内だった。前走前哨戦激走後だから、それまでの蓄積ストレスはないほうが当然ベターだね。キャリアがあっても、間隔とか、着順とか、条件とかでストレスが残らない形なら悪くはないけど。実際、2走前が90日以内でなかった5頭は全部来ていて、2走前が9月最終週以降の5頭は全て消えているように、蓄積疲労の有無が重要な要素になるステップではある。

編;2着のリリーノーブルは1600mの500万勝ち後の3番人気でした。 今;芝1600mの500万連対馬は、30頭中7頭が3着以内だ。来た7頭は前走3番人気以内だった。ある程度人気に応えてきた激走でないタイプがベターかな。あと来た7頭中4頭が2走前が新馬戦でキャリア2戦だった馬。このタイプだと6頭中4頭が来ている。まぁ2番人気で消えた馬もいるけどね。基本的には経験より、鮮度や勢いが上回るステップで、他の3頭も3走前が新馬戦だった。
 また来た7頭中6頭が前走0.2秒以上付けて勝った馬だった。このタイプだと、14頭中6頭が来ている。ただこれに該当しても、3番人気以内で消えたのが2頭いるけどね。そのうちの1頭は2走前が1800mで、Mの差し馬の短縮ショックで後ろに回るという理想型を仕掛けてきて0.6秒千切って勝っていた。もう1頭は逆に2走前1400mからの延長で前に行く位置取りショックを仕掛けて0.4秒千切って勝っていた。Mのダブルショックが綺麗に嵌まって、走り過ぎた馬はやっぱり反動も怖いね。
 あと来た7頭はみんな今回4角4〜10番手。あんまり相手強化で前に行きすぎると前半の負荷がきついし、かといって相手強化でついて回るのが精一杯みたいな追い込みタイプだと活性化が弱いんで、ある程度機動力を持った差し馬が理想になる。まぁこれは位置取り系のデータだから、ペースが緩んだりしたら、また変わってくるだろうけど。

編;3着の4番人気マウレアも1600mの500万勝ちでしたね。キャリア2戦で、前走も1番人気という、データ的には来やすいというやつでした。

今;この馬が、今見た前走0.2秒差以上付けて勝っていないのに来た唯一の馬になる。そのぶんを、キャリア2戦で、共に2番人気以内という、プラスポイントで相殺したということもあるし、ここ2走は4角4番手だったけど、今回は4角8番手と相手強化で我慢する、Mの基本形の位置取りショックを選択したのもあった。それがまたちょうど、さっき見た、このステップでベストとされる今回のポジションになったということにも繋がったわけだしね。

編;それでは16年です。この年はアイビーS1着後の1番人気ソウルスターキングが勝ちました。

今;アイビーS連対馬はこの馬しか例がないのでデータ分析は無理かな。一応M的に見ると、短縮で、かつ別路線だから、有利ではあると考えられるけど。もちろん、OPの1800mだから別路線でも心身疲労は少し気になる。間隔が開くんで、それもきついレベルでは無いだろうけど。この馬はキャリア2戦だったわけだし、ある程度疲労を回避出来るような臨戦過程であった方が良い。あとは当たり前だけど、短縮適性だ。ちなみに1800mのOP特別全体で見ると、連対馬は4頭中2頭が来ているよ。

編;2着のリスグラシューは、さっき見たアルテミスS連対後の2番人気でした。確かに前走3角6番手で、今回は3角15番手と、追い込みに回る位置取りショックを掛けてきましたね。

今;相手強化でS質な条件へ行く場合における、Mの教科書的な位置取りショックだよね。まぁ、この馬自体はタフな心身構造だから、別にそこまで下げる必要はなかったんだけど。キャリアが3戦の鮮度がありながら、同時に脚質の多様性を経験しているのは、M的にかなり有利なステップではある。

編;3着のレーヌミノルは、京王杯2着後の3番人気でしたが、このステップはいないので前年にいきましょうか。

(続く)

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